【チェコ -美術の交差点-】配信第10弾/トワイヤン「夏」「恐怖」

2021. 09. 08.
【チェコ -美術の交差点-】配信第10弾/トワイヤン「夏」「恐怖」

プラハ国立美術館、チェコセンター・ソウル、チェコセンター東京の共同企画として、中世から20世紀までのチェコと深いかかわりを持つ絵画を動画配信でご紹介していきます。10回目の配信では、プラハとパリで活躍したシュルレアリスムの代表的作家、トワイヤンの作品を2点ご紹介します。シリーズの配信は全11回の予定です。チェコ人アーティストの作品のみならず、チェコの美術文化に大きな影響を与えた作品も扱います。ぜひご覧ください。

チェコ -美術の交差点-

トワイヤン「夏」

1931年 73cm×100cm 油彩、キャンバス

Toyen, Léto, 1931, NGP

トワイヤン「恐怖」

1937年 77cm×74cm 油彩、キャンバス

Toyen, Úděs, 1937, NGP

プラハとパリで活動したトワイヤン(本名:マリエ・チェルミーノヴァ―)。意識の解放と無意識、記憶、想像と夢を捉えることを重要視するシュルレアリスムにおいて、ヨーロッパを代表する一人です。作品『夏』では、ただ漠然とした未知の形状物が無重力空間で自由に漂い、晴れた美しい日の本質を描いています。対して『恐怖』では、不合理な恐怖をとてもリアルに表現しています。一面に緊張、不安、危機が鳴り響き、近寄ってくる第二次世界大戦に対しての恐怖を予示した作品です。

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