プラハ国立美術館、チェコセンター・ソウル、チェコセンター東京の共同企画として、中世から20世紀までのチェコと深いかかわりを持つ絵画を動画配信でご紹介していきます。第3回目の配信は、皇帝ルドルフ2世に高く評価され“お抱え画家”のひとりとして宮廷に招かれていたサーフェリーの、動植物相が巧みに描かれた作品をご紹介します。シリーズの配信は全11回の予定です。チェコ人アーティストの作品のみならず、チェコの美術文化に大きな影響を与えた作品も扱います。ぜひご覧ください。
配信日:2021年6月3日(木)18:30より公開予定
ルーラント・サーフェリー 「楽園」
1618年 55cm×107cm 油彩、木製パネル プラハに居を構えたハプスブルク家の皇帝ルドルフ2世は、収集家であり、美術をこよなく愛した人物でした。宮廷には、当時のヨーロッパで名を馳せていた個性的な美術家が数多く招かれていました。その中でもフランドルの画家ルーラント・サーフェリーは、在来種および外来種の動植物相を巧みに描き高く評価されました。アダムを取り囲む様々な動植物が描かれた絵画「楽園」は、サーフェリーの高い絵画技術が見て取れる代表作品と言えるでしょう。