プラハ国立美術館、チェコセンター・ソウル、チェコセンター東京の共同企画として、中世から20世紀までのチェコと深いかかわりを持つ絵画を動画配信でご紹介していきます。第2回目の配信は、神聖ローマ皇帝ルドルフ2世のプラハ・コレクションのひとつ、デューラーの油彩作品をご紹介します。シリーズの配信は全11回の予定です。チェコ人アーティストの作品のみならず、チェコの美術文化に大きな影響を与えた作品も扱います。ぜひご覧ください。
配信日:2021年5月20日(木)18:30より公開予定
アルブレヒト・デューラー 「茨の冠の祝祭」
1506年 162cm×192cm 油彩、木製パネル 「茨の冠の祝祭」は、ヴェネツィアのサン・バルトロメオ教会のためにドイツのルネサンス期の画家アルブレヒト・デューラーが手掛けた作品です。この大型作品は瞬く間に大評判となり、1606年に皇帝ルドルフ2世が買収し、皇帝のプラハで最高水準の美術品を集めたコレクションの1つとなったのです。左右対象の構図の中央には、宗教・世俗双方の権威者に囲まれた聖母マリアと幼子イエスが描かれています。大胆な色使いでも注目を集めたこの絵画の中には、作者アルブレヒト・デューラー自身の姿も見ることができます。