2018年にチェコで発表後、チェコ文学新人賞を総なめにした『Probudím se na Šibuji』の邦訳が、ついに刊行となりました。東京在住のツィマ氏によるこの作品は、チェコセンターとチェコ文学センターが毎年開催するスザンナ・ロート翻訳コンテストの2019年課題作品となった作品です。このたび、このコンテストで最優秀賞を獲得した須藤輝彦氏と、審査員を務めた阿部賢一氏による共訳で書籍化されました。ぜひご一読ください。
シブヤで目覚めて
河出書房新社 https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309208268/
チェコで日本文学を学ぶヤナは、謎の日本人作家の研究に夢中。一方その頃ヤナの「分身」は渋谷をさまよい歩いていて──。プラハと東京が重なり合う、新世代幻想ジャパネスク小説!
アンナ・ツィマ 1991年、プラハ生まれ。カレル大学日本語学科を卒業後、日本に留学。本書で2018年にデビュー。同書でチェコ最大の文学賞であるマグネジア・リテラ新人賞ほか多数の賞を受賞し、注目を集める。
阿部賢一 (訳) 1972年東京都生まれ。東京大学准教授。著書に『複数形のプラハ』『カレル・タイゲ』、訳書にフラバル『わたしは英国王に給仕した』、オウジェドニーク『エウロペアナ』など。
須藤輝彦(訳) 1988年生まれ。東京大学大学院博士課程在籍。ミラン・クンデラを中心に、チェコと中欧の文学を研究する。論文に「偶然性と運命」、Web連載に「燃えるノートルダム」、短篇小説に「中二階の風景」など。
また、実践女子大学国文学科の主催で、本書に関してオンライントークイベントが開催予定です。
「渋谷からシブヤへ 作家アンナ・ツィマによる特別トーク・イベント」 日時:2021年5月15日(土)14:00~15:30 ゲスト:アンナ・ツィマ、阿部賢一、須藤輝彦 司会:ブルナ・ルカーシュ 開催方法:Youtubeライブ配信(登録不要) 詳細はこちら https://www.jissen.ac.jp/learning/bungaku/kokubun/...