《後援イベント》10月7日(金)〜10月10日(月・祝)に池袋の東京藝術劇場シアターウエストにて、劇団印象による群像劇『カレル・チャペック―水の足音―』が上演されます。第一次世界大戦中の1918年、新たに成立したチェコスロバキア共和国を舞台に、同じ国家に属しながらも言語により分断されていく人々の姿を描いた作品です。ぜひ会場でご覧ください。
日付:2022年10月7日(金)〜10月10日(月・祝)*全7ステージ
開演時間: 10月7日(金)14:00 / 18:30 10月8日(土)13:00 / 18:00★ 10月9日(日)13:00 / 18:00★ 10月10日(月・祝)13:00 *上演時間:2時間を予定 *各回とも受付開始は開演の60分前/開場は開演の30分前 *10月9日(日)は映像撮影用カメラが客席に入ります。 ★印:終演後アフタートーク(約30分)あり アフタートークゲスト:下記に記載
会場:東京芸術劇場 シアターウエスト 東京都豊島区西池袋1-8-1
作・演出:鈴木アツト
入場料:全席指定/前売・当日とも同一料金 一般:4,500円 U-25:3,000円 (初回割(10/7(金)14:00の回のみ)一般:4,000円 U-25:2,500円)
アフタートークゲスト: 10月8日(土)18:00 阿部賢一氏(東京大学准教授、『ロボット RUR』(中公文庫)翻訳者) 10月9日(日)18:00 出演者座談会(出演者が、歴史劇を演じる際の役作り等について語ります。)
チケットの詳細および取扱いは、フライヤーまたは 劇団印象の公式ウェブサイト をご覧ください。
企画・主催: 特定非営利活動法人 劇団印象 Indian elephant
後援:チェコセンター東京
文化庁「ARTS for the future!2」補助対象事業
劇作家より(公式サイトから引用)
『ロボット(R.U.R.)』『山椒魚戦争』で知られるチェコの劇作家・小説家カレル・チャペックと、チェコスロバキア共和国内に住む、ドイツ語話者たち(ズデーテン・ドイツ人)との関係を描きたいと思い、この物語を書いている。 チェコスロバキア共和国は、第一次世界大戦中の1918年に、ハプスブルク(オーストリア)帝国の解体によって生まれた新しい国だった。しかし、新生の共和国は領域内に、様々な民族を抱え込んでいた。特に、ハプスブルク帝国時代に支配言語であったドイツ語の話者たちは、チェコ時代になって、二級市民扱いされたことによって不満を溜め、軋轢が生まれていった。その鬱屈は、二十年をかけて大きくなっていき、やがて、ドイツ語話者が多く住むズデーテン地方をナチスドイツに割譲するという、ミュンヘン協定に繋がっていく。 同じ土地を故郷に持ちながら、母語が違うというだけで、分断されていく国民たち。文化は言語を通して生まれ、育まれる。だからこそ人間は母語に誇りを持つ。しかし、同じ言葉を喋らない人々に対して不寛容になり、時に恐怖心さえ持ってしまう。母語は、個人のアイデンティティーと分かち難く結びつき、“よそ者”を作り出す、人間の原罪の一つだ。チャペック兄弟の人生を借りながら、この母語と国家をめぐる物語を届けたいと思う。