ゲーム雑誌「ゲーム批評」の元編集長で、ゲーム開発・産業を支援するNPO法人「国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)」元代表の小野憲史氏による、チェコセンターのゲーム展に関しての記事をご紹介します。
超硬派のゲーム雑誌「ゲーム批評」の元編集長で、ゲーム開発・産業を支援するNPO法人「国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)」元代表の小野憲史さんが、ゲーム業界の現在を語る「小野憲史のゲーム時評」。今回は、さまざまな国で作られたゲームの“お国柄”について語ります。
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おかげさまで筆者はこれまで、さまざまな国のゲーム産業を取材する機会に恵まれた。そこで行う定番の質問が「ゲームにおける、その国らしさ」だ。多くのコンテンツと同じく、ゲームもまた、国や地方の文化や歴史と無縁ではいられない。しかし、いざ改まって質問されると、満足な返答が得られにくいのだ。日本も同じで、「日本のゲームらしさ」を端的に説明できる人は、業界人でも珍しいのではないだろうか。
こうした中、「ゲームと文化」に関する興味深い展示会が開催中だ。チェコセンター東京(東京都渋谷区)で開催中の企画展「チェコゲームの世界 Czech Game Show in Tokyo」(10月15日まで)で、6社12作品のチェコ産ゲームが試遊展示されている。小規模な内容ながら、バラエティー豊かなゲームがならび、コンセプトアートやイラストなどの関連展示とあいまって、チェコの文化とゲームの関係について考えさせられた。