2022 年 2 月のウクライナ侵攻開始を機に、戦争を賛美し参加するよう学校で教え込む「愛国教育」が導入されたロシアのカラバシュ初等・中等学校。撮影係を務めていた教員のパヴェル・タランキンが、変容していく学校と人々の姿を約2年間かけてつぶさにカメラに収めたドキュメンタリー作品です。デンマークとチェコの共同作品による本作は、アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞するなど、数々の国際映画賞で高く評価を受けた作品です。10月より全国の劇場で公開となります。
公開日:2026年10月3日(土)より全国順次公開
会場:シアター・イメージフォーラムほか
配給:トランスフォーマー
協力:チェコセンター東京
後援:デンマーク王国大使館
作品について
『プーチンの愛国教室』
2025年/デンマーク、チェコ/ロシア語/90分/カラー
原題:Mr. Nobody Against Putin
監督:デヴィッド・ボレンスタイン、パヴェル・タランキン
製作:ヘレ・フェイバー、ラドヴァン・スィーブルト、アルジュビェタ・カラースコヴァー、ペトラ・ドベショヴァー
撮影:パヴェル・タランキン、ほか匿名
日本語字幕:額賀深雪/字幕監修:廣瀬陽子
「国民(みんな)が望んだ戦争」は、こうして作られる。
ロシアの田舎町の学校に撮影担当教員として勤めるタランキンは、子どもたちから“頼れるお兄さん”として慕われる人気者。愛用のビデオカメラで子どもたちの成長を日々記録していたが、2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻を機に、彼らの日常は一変する。
プーチン大統領の教育令により、学校は子どもたちに戦争参加を使命として教え込み、訓練する「愛国教育」の場へと変貌していく。逆らう者は<国家の敵>とみなされる絶対的な命令のもと葛藤する教師たち、たちまち戦時教育に染まっていく子どもたち、そして次々と戦地へ送られる卒業生たち…その全てを、タランキンのカメラは記録していく。