2026年3月14日(土)より、ヴェラ・ヒティロヴァー監督の映画『ひなぎく 4Kレストア版』が製作60周年を記念して全国で順次公開されます。本作品は多彩な映像技法が使われており、60年代チェコ・ヌーヴェルヴァーグの傑作となっています。ぜひ劇場でお楽しみください。
公開日:2026年3月14日(土)より全国順次公開
会場:シアター・イメージフォーラムほか全国公開
配給:チェスキー・ケー
協力:チェコセンター東京、チェコ蔵(CHEKOGURA)、HiWaPlus
シアター・イメージフォーラムでは公開を記念して、公開初日の3月14日(土)にアフタートーク の開催が決定しました。
・前売券をお持ちの方も窓口で座席指定券と引き換えが必要です ・初日トークは混雑が予想され満席の場合は入場出来ないこともあります
イベント詳細は 公式サイト ならびに 劇場サイト にてご確認ください。
『ひなぎく(Sedmikrásky)』
1966/チェコスロヴァキア/チェコ語/77分
マリエ1とマリエ2は、人形の真似をし、姉妹と偽り、男たちを騙しては食事をおごらせ、嘘泣きの後、笑いながら逃げ出す。部屋の中で、牛乳風呂を沸かし、紙を燃やし、ソーセージをあぶって食べる。グラビアを切り抜き、ベッドのシーツを切り、ついにはお互いの身体をちょん切り始め、画面全体がコマ切れになる。色ズレや、カラーリング、実験的な効果音や光学処理、唐突な場面展開など、あらゆる映画的な手法が使われ、衣装や小道具などの美術や音楽のセンスも抜群。 監督:ヴェラ・ヒティロヴァー 原案:ヴェラ・ヒティロヴァー、パヴェル・ユラーチェク 脚本:ヴェラ・ヒティロヴァー、エステル・クルンバホヴァー 撮影:ヤロスラフ・クチェラ 美術:エステル・クルンバホヴァー、ヤロスラフ・クチェラ 衣装:エステル・クルンバホヴァー 音楽:イジー・シュスト、イジー・シュリトゥル 出演:イトカ・ツェルホヴァー(マリエ1役)/イヴァナ・カルバノヴァー(マリエ2役)/他 © Czech audiovisual fund, source: NFA
ヴェラ・ヒティロヴァー Věra Chytilová
1929年、チェコのオストラヴァ生まれ。62年FAMUの卒業制作『天井』で注目され、60年代チェコ・ヌーヴェルヴァーグの代表的な監督となる。プラハの春以降、『ひなぎく』と『楽園の果実を食べて』(1969年)が政府に睨まれ、1976年まで活動停止し、『りんごゲーム』で活動を再開、自由化後も『解放者マサリク』(1990年)、『罠・罠・罠』(1998年)などを発表。2014年3月12日永眠。チェコ映画のファーストレディーと称される。